みなさまへ
「イージス・アショア配備計画停止」については、地元住民の一人として、明確な「中止」「撤回」に及んでいないことに、なお不安は残るものの、ひとまずは高く評価し喜んでいます。
防衛省が最大の停止理由としている「ブースター落下の危険性」については、むつみ演習場北側に位置する阿武町町民が、当初から危惧し反対理由に掲げて来た事実があり、「何を今さら」という感がありますが、ともあれ新屋演習場配備を断念に追い込んだことに続いて、地元住民の粘り強い反対運動による大きな成果だったと、
率直に評価したいと思います。
この成果を、さらに計画の完全撤回へ繋げるととに、さらには辺野古基地反対のたたかいに繋げていくことも大切だと思います。
河野防衛相はイージス・アショア停止について、「“コストと時間”を考慮して判断した」と述べていますが、ならば、マヨネーズ並みの地盤問題が発覚し、実現不能と指摘されている辺野古基地建設こそ、真っ先に「停止」「中止」「撤回」されるべきだと考えます。
もともとは「トランプの押し売り」と「アベの爆買い」の結果に過ぎないイージス・アショア配備計画は、日米両現政権の崩壊と終焉によって葬り去ることがもっとも理想的です。
是非その実現を願いつつ、けっして気を緩めることなく、これからも可能な限り声を上げていきたいと思います。
これまでの皆様からのご支援に、深く感謝申し上げます。
高橋 征夫 秋田在住