1.ホテル・観光労連シニアネットは、2017年8月に再発足し、@「集団的自衛権容認」とあらゆる戦争政策に反
対、A「原発ゼロ社会の実現」と再稼働反対、B「労働法制改悪」阻止と格差社会の解消、という運動目標を
掲げ、安倍自公政権の政策に反対する運動を続けてきました。
2.しかし、安倍内閣は、2014年に集団的自衛権の憲法解釈を変更し、2015年には安保法制、2017年の共謀罪と、
次々に平和憲法を骨抜きにしてきました。また、3・11のあれほど過酷な原発事故を経験し、いまなお収束の見
通しすら立っていないにもかかわらず、原発の再稼働を積極的に進める政策を推し進めています。さらに、働
き方改革と称して残業代を支払わない「高度プロフェッショナル制度」の創設を強行するなど、シニアネット
の掲げる運動目標と真逆の政策を続けています。
3.私たちは、2017年10月の総選挙にあたって、「安倍政権打倒、立憲民主主義の回復」をめざすホテル・観光
労連シニアネット共同代表からアピールを発表し、目標実現にむけた投票行動を呼びかけましたが、結果は、
ご承知のとおり、自公が議員総数の2/3を超える議席を獲得しまし、さらに暴走に拍車がかかりました。もし今
回の参議院選挙で自公に勝利を許せば、安倍首相の主張する「戦後レジームからの脱却」の総仕上げとしての
憲法改悪に手がかかることは間違いありません。
4.そこで、安倍政権の暴走を阻止するために、今回の参議院選挙では、次のような投票行動をとられるように呼
びかけます。
(1) 全国32の1人区については、「市民連合」などが推薦し、野党4党(立憲民主、国民民主、共産、社
民)が1本化を実現した立候補者(無所属を含む)を支援する。
(2) 複数区については、「立憲野党+市民連合」の政策協定を基準に判断する。
※市民連合のホームページは https://shiminrenngo.com 政策論点の解説などに活用ください。
(3) 比例代表については、サービス連合が推薦する「もりやたかし」(私鉄総連出身:立憲民主党)を
支援する。
※公式ホームページはこちらです。http://moriya0628.com
5.私たちは、今回の参議院選挙にあたって、「アベ政権の終わりの始まりへGO
VOTE!」をスローガンに、こ
ぞって投票に行くことを呼びかけます。
以 上
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