2014.8.5 設立時の呼びかけ文
あらゆる戦争政策に反対し、原発ゼロ社会の実現と労働法制改悪阻止をめざす「観光労連シニアネット」発足のお知らせと参加の呼びかけ

安倍政権のもとで、いまこの国の平和と民主主義は重大な危機を迎えています。とりわけ、平和憲法を否定する「集団的自衛権容認」の閣議決定、3.11福島原発事故の原因も責任も曖昧にしたままの「原発再稼働」、そして”残業代ゼロ”をも目論む一連の「労働法制改悪」などは、民意に反する暴挙であり断じて許せません。

かつての観光労連の仲間たちが、この危機的情況に憂いを抱きつつも、個々に孤立し無力のままであってはならないとの強い思いから、私たちはこれらの課題に明確な意思を示し、必要な行動にとりくむために、「観光労連シニアネット」(略称:シニアネット)を発足させました。

 シニアネットは、インターネットと電子メールを活用して交流をはかりながら、当面次に掲げる3つの課題について関係団体と連携し、シニアネット参加者に署名活動や集会、街頭行動などの情報を適宜提供し、自主的な行動参加をよびかける運動体です。

この国の平和と安全,働く者の幸福実現のために,積極的な参加を要請します。

●シニアネットがとりくむ3つの運動課題
 シニアネットは、当面次の3つの課題に取り組みます。

1.日本国憲法第9条を堅持し、また長年にわたり平和産業に働いてきた立場から、私たちは「集団的自衛権容認」に反対するとともに、平和を脅かすいかなる戦争政策にも反対します。

2.3.11東日本大震災による福島第一原発事故は、原発と人間社会の共存は不可能であるとの真理をあまねく示しました。私たちは、その悲惨な経験に学んで原発の再稼働を一切許さず、自然エネルギー開発を中心とした“原発ゼロ社会”の実現を求めます。

3.1990年代から一気に進んだ「労働法制改悪」は、全雇用者の約4割にも達する不安定雇用と低賃金の非正規労働者を生み出しました。さらに政府は“残業代ゼロ”や“金銭解決による解雇自由化”の導入を目論んでいます。私たちは、働く者の尊厳を守り格差社会の解消をめざすために、現役世代と連帯しつつ労働法制改悪阻止のためにたたかいます。
                                 以上



シニアネットの詳しい見解(アピール文)を掲載していますので、こちらもクリックして一読してください。シニアネットの見解(アピール文)


●シニアネットへの参加登録のお願い
 
運動の趣旨に賛同する「観光労連元組合員」および「各組合事務職員経験者」はどなたでもシニアネットに参加できます。ただし、サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)の現組合員は除きます。
 参加費や会費は不要です。シニアネットが呼びかける各種の行動などに、自主的判断にもとづいて参加していただきます。

 参加ご希望の方は、@氏名(フリガナ)、A年齢(西暦で生年月日を記入)、B出身組合、C(観光労連役員の略歴)、D住所(都道府県まで)、
Eメールのアドレス(シニアネットとの連絡用)を明記のうえ、下記のアドレスへ参加申し込みを行ってください。

※Cは必須ではありません。

【参加申し込み先】
   shinianet@shinia.net  または下記のメールボタンからお願い致します。
                     
このメールは「Outlook」のテキスト形式です。
     お使いのメールソフトがOutlook以外の場合は、ご自身のメールソフトに
     シニアネットのアドレス shinianet@shinia.net を直接入力して
     必要事項を入力の上送信してください。


                                 以上

  2014年8月5日
 <「観光労連シニアネット」共同代表 >
   北岡 孝義、福留 一徳、尾崎 成男、冨塚 信雄、中島 純徳
  高橋  均、中西 康夫、笠原  豊、高橋 征夫、片岡 千鶴子